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Bar La Roche - ラ・ロシュ -
KEEP CALM & BE A GENTLEMAN 心穏やかに・・紳士らしく。
プロフィール

Author:la.roche
カウンターメインの小さなBarです。
大人が一人静かに自分だけの時間を過ごすには最適。

テーブルは1卓(4席)のみとなりますのでグループ向けではございません。

お食事の用意は御座いません。
食前か食後のご利用をお願い致します。

*平日の18時迄は【HappyHour】としてNo-charge
*18時以降Charge¥500(テーブル¥600)

休み「不定休」

平日 16時~
土・日・祝 15時~

everyday 23時LO


平均単価 2000~2500
ワンショット 1,000~
珈琲 500~



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ハイボール・ブームに懸念
今年の夏は猛暑日が多かったこともあり
ハイボールとモヒートが大ヒットとなりました♪

ご存知の通り、ハイボール・ブームの仕掛け人は、サ○トリーさん・・
その巧みな普及活動には、どんな企業の追随を許さない勢いを感じますね。
本当に頭が下がります<(_ _)>


一過性のブームで終わらせない為か?
最近、雑誌などでも【シングルモルト】を使ったハイボールを提案していますね?
次はハイエンド商品への誘導か・・
*ハイボールでウィスキーの「入口」は既に整っていますから。

まぁ、マイノリティなお客様には以前から
「タリスカー」、「ラフロイグ」辺りをベースにしたハイボールは人気でしたが・・。

ハイボールだけならともかく、最近はカクテルベースとして
シングルモルトを押している感すらあります。
確かに、アイデア次第で個性的な味わいのカクテルが創作出来ると思います。

しかしながら、シングルモルトは元来 大量生産に向かないお酒です。
ですから私どもバーテンダーを虜にする魅力があるのです。

ウィスキー離れした若い世代にアピールするのは結構な事なのですが
正しく“ウィスキーの文化”として伝われば良いのですが・・

私の考えですが・・
単に、消費されれば良いというものでは無い気がします・・


ハイボールやカクテルのベースでシングルモルトを使えば
一杯のお値段も、お客様へ負担の要素に成りかねませんから。。

低価格で提供できるハイボールだからこそ、
世相にマッチしてブームを巻き起こしたのだと思います。


今時こんな事を言っていると「古い人間」と笑われそうですね?


昔、スコットランドを旅した時の事を思い出されます・・

パブでは、圧倒的に地ビール(エール)が人気で
ウィスキーを飲んでいる姿が少ない事に驚きました。

それは、単にビールの方が断然安いからだと思います。
ですから、ショットグラスのウィスキーを舐めるように
大事に大事に飲んでいました。

我々からしてみたら、12年物のモルトは得に珍しい物ではありませんよね?
でも、現地では「高級」なお酒として大切に扱われていました。

考えて下さい・・
蒸留機からスピリッツが滴り落ちてから
樽の中で静かに12年もの間眠り続けてきたわけです・・ロマンです。

特にシングルモルトは一切混ぜる事ない生一本の酒。
この壮大なスケールの贅沢な酒が、単に消費されるだけの酒に
成り下がると言う事は、シングルモルトの「悲劇」ではないでしょうか・・?

まぁ、ちょっと大げさな話になってしまい申し訳ありません・・
今一度、そんな事を頭の片隅にでも置いて頂ければ幸いです。

別に、ハイボールやカクテルのベースに使う事を否定している訳ではありませんので・・
かく言う私も、時々使う事もありますしね?♪

ただ・・大量生産を余儀なくされ、品質が落ちたり
価格の高騰や、供給が追い付かなくなったり、
カクテルの単価が上がったり・・
そうなったら本末転倒でしょ?

そんな事を懸念してなりません・・それだけです


ウィスキー市場の追い風は、本当に喜ばしい事だと思います。
今回は、一人のバーテンダーとして現場で感じた事を書かせて頂きました。


おしまい。






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