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Bar La Roche - ラ・ロシュ -
KEEP CALM & BE A GENTLEMAN 心穏やかに・・紳士らしく。
プロフィール

Author:la.roche
カウンターメインの小さなBarです。
大人が一人静かに自分だけの時間を過ごすには最適。

テーブルは1卓(4席)のみとなりますのでグループ向けではございません。

お食事の用意は御座いません。
食前か食後のご利用をお願い致します。

*平日の18時迄は【HappyHour】としてNo-charge
*18時以降Charge¥500(テーブル¥600)

休み「不定休」

平日 16時~
土・日・祝 15時~

everyday 23時LO


平均単価 2000~2500
ワンショット 1,000~
珈琲 500~



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ラスプーチンの涙
「白洲次郎 最終章/ラスプーチンの涙」

吉田茂の懐刀として汚れ役を一人背負わされることになるのだが・・
ラスプーチンとなぞられ「白洲叩き」は悪化の一途をたどる。
そんな逆境の中、一人孤独に立ち向かう姿に、やりきれない気持ちが溢れ出す。

何故、真実はいつも、やじ馬の冷やかしに翻弄され、ねじ伏せらてしまうのだろうか?
憤りを感じてならない。

私の考えだが・・
その生き様は「黒田官兵衞」と重なる。
天下一のナンバー2、秀吉を天下人に導いたキー・パーソンだ。

最後まで忠義を尽くし、信念を貫く姿勢は共通するものがある。

白洲次郎を語る時、こんな事をいう人がいる。
「育った環境が恵まれてたからねぇ・・」 「No ! と言える立場にいたから出来たことだ」と。

私は思います。
言葉に力があり、影響力や権力がある立場の人間で、
損得ではなく、己の良心に従い「No !」と言える人物がこの時代にいただろうか?

そういう立場にいても、真実を貫くことは中々難易なことだ。
リスクを承知で、人生を犠牲にできますか?


最後に、吉田茂が「済まなかった・・」と、次郎に詫びるシーンがあります。

「そういう時は、”ありがとう”というべきなんだ・・」と眼がしらを熱くする次郎・・・。

官兵衞のように、天下一のナンバー2であり続けたのでしょうか。

jiro.jpg
現在の平和な日本があるのは、本気で「誇りある日本の再生」に向き合った
人間がいたからこそで・・これからも語り継がれるべき物語だ。
歴史から学ぶことは山ほどありますから・・。





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