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Bar La Roche - ラ・ロシュ -
KEEP CALM & BE A GENTLEMAN 心穏やかに・・紳士らしく。
プロフィール

Author:la.roche
「心静かに寛ぐ」


カウンターメインの小さなBarです。
一人静かに自分だけの時間を過ごすには最適。

テーブルは1卓(4席)のみとなりますのでグループ向けではございません。

お食事の用意は御座いません。
食前か食後のご利用をお願い致します。

18時迄は【Coffee Hour】としてNo-charge

休み「不定休」

平日 16時~
土・日・祝 15時~

everyday 23時LO


平均単価 2000~2500
ワンショット 800~
珈琲 500~



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STORMY NUMAZU
17時の電車に乗って、沼津に着いたのは18時頃。

先ず向かったのは、北口の駅前にある「パイン」さん。
フレアバーテンダーのM君の店です。
開けっぱなしの扉から店内を覘くと、
カウンターで精神統一をしながら
真剣に花を生けているM君がいました。
しばらくして、私に気付くと・・
右往左往して「すみません!」と申し訳なさそうに詫びました。
まだ準備中だったようです。

仕方がない・・残念ですが、気持ちを切り替え次の店へ・・

ぐるっと南口に出て、歩くこと10分程・・
リバーサイド・ホテルの近くにある「梅邑」さんへ。
120906_182948.jpg


渋いバーです。
古き良き時代の酒場って感じ。
イエペスのギターが心地いい、
レコードのブツ、ブツ、という音が、より一層雰囲気を醸し出していました。

かと思えば、今度はビートルズの「イン・マイ・ライフ」
思わず、口ずさんでしまいそう。
この自由な選曲もGOOD!
外は雷の音がノイジーですが、ま、これもまた良し。

次に向かったのは、静岡が誇る大御所「ビクトリー」さん。
ここを訪れるのは10年ぶりか?
静岡のバーとは思えない程、洗練された重厚な佇まいのバーです。
マスターは、茶人としても著名な方。
年に1度、御用邸でお茶会を開いていて、私も、何度かお邪魔させて頂きました。

「(茶道は)精進されてますか?」と尋ねられ・・

はい、お陰様で・・でも、まだまだ準備運動です。
山に登るのは、ずっと先の事だと思います。 
と、話すと。

「きっと、私が100歳になっても、まだまだ精進が足りないと言っていると思います、
茶道とは、そういうものです。その謙虚な気持ちがあれば、あなたは立派な茶人ですよ」
と、もったいないお言葉を頂き恐縮してしまいます。

ここが、名店と呼ばれる理由が分かります。

最後に・・
「昔やっていた・・ではダメです。 やり続ける事に意味があるのです」
と、深いお言葉を頂きました。



今回の旅のテーマは「温故知新」
老舗バーから、何かを学ぼうと出かけました。
ここ数年、同世代や、若手のバーへ行く事が多かったので・・
そろそろ、重鎮と呼ばれる方のお酒が飲みたくて・・。

老舗のバーには、若手には真似のできない【味わい】があります。
こればかりは、お金で買えないものだから・・
何十年と積み重ねた年輪みたいなものですから・・
理屈ではない、飲み手を唸らせる魅力が、そこにはありました。

茶の湯と同様、脈々と続いていくバー文化ですが・・
信長や秀吉が愛した、絢爛豪華な茶の湯よりも、
利休が貫いた「侘び茶」の方が、私は好きです。


帰りの電車が、嵐の影響で止まっていて・・
駅で2時間以上足止めされてしまいました。
華やいだ気持ちもしぼんでしまいますよね~。

やっと動き出したと思っても、徐行と停止の繰り返しで・・
何時に静岡へ帰れるのか分からない状況で、
唯一、私を慰めてくれたのは、iPodの中の「マリア・カラス」でした。
正に、珍道中でした!
おしまい。

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