Bar La Roche - ラ・ロシュ -
オーセンティック・バー  それは純然たる大人の為の止まり木。
プロフィール

Author:la.roche
【フランスの社交場をイメージした店内】
ひとり静かに飲みたい夜、大切な人と静かに語り合いたい・・・
そんな紳士淑女の為の止まり木です・・。
 18坪の店内は、わずか12席のみです。
ゆったりとしたスペースで贅沢な時間をお楽しみ下さい。

【環境と人に優しいナチュラル・カクテル】
季節感と自然の風味を大切に、そして体に優しいカクテルを・・・


【コスト・パフォーマンスの良いお酒を・・】
隠れた名酒を紹介していきたいと思います。
「生涯忘れられない一杯」に巡り会うかもしれません・・。

【お願い】
*団体(4人以上)でのご来店はお断りしております。
*携帯電話をマナーモードにお願いします。
 「静かな時間を求める 一人、もしくは二人の為に・・・」
深いご理解と、ご協力をお願い致します。



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時代は変わる
「チェンジ」
オバマさんのスローガンであり、効果的に使われたワードだ。
ドラマのタイトルになったのも記憶に新しい。

しかしながら、これほど今の時代を象徴したワードはないだろう・・・
今、まさに「チェンジ」する時かもしれない。

政治の話でも、戦争の話でもない・・・
我々の身の回りで起きていること。
(偉そうな事は言えませんが・・・)

オバマさんと重なる、「キング牧師」もしかりだが・・・
45年前に「時代は変わる・・・」と唱えた一人の若者がいました。

♪まわりの水かさが増しているのをごらん
間もなく骨までずぶ濡れになってしまうのがおわかりだろう
あんたの時間が貴重だと思ったら 泳ぎ始めた方が良い
さもなくば 石のように沈んでしまう
とにかく時代は変わりつつある

国中の お父さん、お母さん
分からないことは批評しなさんな
息子や娘達は あんたの手にはおえないんだ
急速に消えつつある 新しいものを邪魔しないでほしい
助けることが出来なくてもいい
とにかく時代は変わりつつある・・・♪
The times they are a-changin' /Bob Dylan

40年以上前に、ボブ・ディランが歌った名曲だ。
時代を越えて、我々に訴える「メッセージ」。

どうだろう、今の時代にも、あてはまる歌詞では?
「時代は変わりつつある・・・」
こんな時代だからこそ、もう一度聴いて頂きたい。


changin.jpg


時代は変わる


KING 誕生秘話
メンフィス・ユニオン・アヴェニュー706番地にある『メンフィス・レコーディング・サーヴィス』
「何でも、何処でも、何時でもレコーディングいたします」がこの小さなスタジオのモットーだったし、
ここの社長であるサム・フィリップスの名刺にも記してあったことだ。
$3.98あれば、誰でも(自主制作である)アセテート盤をつくることが可能だった。

サムは、「黒人のように歌える、白人シンガーがいたら絶対に売れるんだが・・・」が口癖だった。

1953年、ある夏の午後。18歳になる、ひとりの少年が、このスタジオを訪れた。
この日、サムは留守にしていた為、秘書のマリオン・キースカーが受付を担当した。

「ママの誕生日プレゼントに、レコードを作りたいんです・・・」

「そう、それで貴方はどんなシンガーなの?」

「ヒルビリー、ブルーズ、ゴスペル・・・なんでも歌います」

「誰に似ているのかしら?」

「僕の歌は誰にも似ていません」

そうきっぱりと、礼儀正しく少年は答えた。

少年はギターの弾き語りで「マイ・ハピネス」を歌い始めた・・・
美しいメロディのバラード・ナンバーだ。

コントロール・ブースにいたマリオンは、彼の歌声に「何か」を感じ、アセテート盤とは別に、
慌てて録音のテープを回した・・それは、サムに聴かせる為の物だった。

少年は「マイ・ハピネス」と「心のうずく時」の2曲を録音した。

「もし、チャンスがあったら連絡下さい」と少年はマリオンに電話番号を知らせた。
マリオンは、サムに聴かせるテープに「バラッドの上手いシンガー、保留」とメモを残した。

そして1年後、チャンスはやって来た。
サムが突然少年を呼びつけたのだった。「バンドで歌ってみないか?」と。

しかし、リハーサルは、サムの満足のいくところではなかった・・・。

ところがだ・・・奇跡は起きた?!

休憩中に、少年が何気なく口ずさんだブルーズを、ギターとベースがセッションに加わった。
それを観ていたサムは、ブースから飛び出し「君たちがやっているのは何なんだ!」と叫んだ。
「さぁ〜なんでしょう?」
「今の感じをキープしてくれ! じゃぁ、最初からもう一回」

少年のお気に入り、アーサー・クルーダップのブルーズ「ザッツ・オールライト・ママ」だ。
サムの口癖だった、黒人のように歌える白人シンガー誕生の瞬間であった。

プレイ・バックを聴いた彼等は「俺達この街に住めなくなるぜ・・」と笑った。
(この時代、白人が黒人のブルーズを歌うなんて前代未聞の事)
このセッションが、後の「KING」エルヴィスを世に知らしめた最初のレコードとなったのだ。
そして、ひとりの少年が世界を変えてしまう瞬間でもあった!!

この物語から「エルヴィス・プレスリー」の伝説が始まった・・・
そして、Rock'n'Rollの夜明けとなったのだ。

*参考:「ELVIS at SUN」


8月16日で31回目の命日を迎えます。「リメンバー・ザ・キング」 
Elvisに捧ぐ・・・。
サン・スタジオ2001,8.15キャンドルライト・ヴィジルのパンフレット&サン・スタジオのカード



that's allright mama


人に歴史あり
昨夜、Iさんが、久し振りにいらしてくれたのですが、挨拶もそこそこに
思わず、目を奪われてしまった「モノ」が・・・。
黒地のTシャツに、赤星が一つ★、そして白字で「THE CLASH」の文字が!!

「Iさん、それって・・ロンドン・コーリングですか?」

「そう!」

「あの、ホワイト・ライオットのクラッシュですよね?」

「そう、そう! よく知ってたね〜」

「って、パンク世代ですから! 極少数派でしたが(苦笑)」

「俺、こう見えて、若いころはバリバリのパンク・バンドでベースやってたんだぜ。
ストラップの代わりに、鎖を長くたらして膝のあたりで弾いてた。
髪もビールで脱色して逆立ててたんだぜぇ、田舎だったから良くヤンキーに睨まれた(笑)」


Iさんは40代前半ですが、その好青年風の風貌に、ベビーフェイスで、どうみても35〜36歳
くらいにしか見えないし、おおよそ「パンク」には結びつかないキャラなんです。

「Iさんって、パンクというより、ラブ&ピースって感じじゃないですかぁ?」

「俺も若かったから・・でも本気でプロ目指してたんだよ。下手くそだったけどね・・
カッコ良ければ、それでOKみたいな勢いだけのバンドだったなぁ〜」と照れくさそうに笑った。

「陣内さんが監督した”Rockers”みました? あの映画熱いですよね?」

「そうそう、あんな感じのバンドだった(笑) 東京の頃はロフトに入り浸ってたなぁ」

「クラッシュと言えば、”I Fought The Low”最高っすねぇ♪」

「ピストルズと違って、ストイックな感じが良いよね、ジョー・ストラマーの、あの試合前のボクサー
みたいなストイックな所がカッコ良くて・・・今の自分があるのはパンクやってたおかげかな?」と、
熱く語った。『反骨精神』をこのTシャツに込めているのでしょう。

まさか、Iさんがパンクだったとは・・・人は見かけでは分からないものですね〜(*^^)v
今じゃ、全くそんな面影は無いけれど、若かりし頃のIさんのライヴ観てみたかったなぁ〜
「人に歴史あり」なのだ・・・。
ジョー・ストラマー
常連のお客様の旦那様であり、「永遠のパンク・ロッカー」Aさんに頂いた宝物です。
〜ジョー・ストラマーに捧ぐ〜
クラッシュ


Oh! That Cello♪
「今度のライヴ、アコーディオンでチャップリンの曲やろうかと思ってるんだけど」
と、チェリストであり、アコーディオン奏者の某お客様。

「チャップリンって言えば”スマイル”ですよね?」

「オー! ザット・チェロ ってアルバム知ってる?チャップリンがチェロの為に書いた曲を
集めたアルバムなんだけどね」

「チャップリンてチェロやるんでしたっけ?」

「いや、チェロは上手くなかったみたい、でも一番好きな楽器らしいよ」

先日そんなやり取りがありました。

そして今夜、「聴いてみなよ!」と、そのCDを早速持ってきてくれました。(有難いです!)

「ウオォーッ! ジャケも超渋いっすねぇ!! 早速、聴いてもいいっすかね?」
と、プレーヤーにセット!

「いきなり”ライム・ライト”ですか? なんかノスタルジーですねぇ〜」
瞳を閉じれば、そこには白黒のサイレント・ムービーの世界が広がります・・・。

「チャップリンの人柄というか、優しさが感じられるでしょう?」と・・・。

「では、私からカクテルを一杯サーヴィス致します・・・」

お作りしたのは・・・そう「チャーリー・チャップリン」

「チャップリンの曲を聴きながら、チャーリー・チャップリンを飲むなんて、ちょっと良くない?」

「うん、凄く気に入った! これからフェイバリットの仲間入りだぁ!
しかし、俺は、チャールズ・チャップリンと呼ぼう!」と、目を細めていました。

良い音楽、良いお酒・・・そして良い雰囲気。 チャーリー

今夜も、良い仕事が出来たかな・・・・。


嬉し涙・・・だよね?
古い話です。
【マッチボックス】の頃は、ずいぶん型破りなバーだったと思う。
「バーならジャズでしょ?」って言うけど、「エニィ・グッド・ミュージック!」
ジャズはもちろん、ブルーズ、カントリー、ファド、タンゴ、トム・ウェイツ・・・。
まさに「コスモポリタン」てやつ。
時には、日本語詩の曲も。(もちろん、評価されるべき音楽ね!)

そんな一枚に、近藤房之助率いる「ザ・ディーペスト・ポケット」がある。
全曲日本語によるアコースティック・アルバムの意欲作だ。
この人は、基本「R&B」のバリバリのブルーズメン。
西の優歌団、東の房之助と言われていた人だ。

ある静かな夜、スピーカーから「ディーペスト・ポケット」の"Tear of Joy"が流れていた。
当時、常連客だったSさんは、じっとスピーカーに一人耳を傾けていた。
そして、無言のまま、こらえきれずに大粒の涙が一粒こぼれた。
理由は聞きません。(どんな物語があったのだろう?)
「嬉し涙」ならいいけど・・・。



それから数年後・・・駅で見かけた時には、大きなお腹をしたSさんの姿が・・・
とても幸せそうな笑顔でした。
きっと、今頃は幸せな家庭を築いているのでしょうね・・・・。

バー・カウンターでのワン・シーン、この曲を聴くと蘇ります。

♪じとじと やるせなく 降る雨もやみ 夕暮れ
くれそむ街は 赤く 窓に写る
うつむいた横顔 まぶたに 旅の途中
強くくちびるかんだ あなたも好き

同じ夜空で 輝く二つの月
同じ夢を 見たふりの

つらい思い出ばかりじゃないはず
あぁ あの嬉し涙を忘れたの
忘れたの・・・♪
001.jpg



in a deeper pocket
大人を酔わせる、珠玉の一枚。